ライフスタイル

我が家の断捨離、成功と失敗から考える思い出やもったいない

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コロナ禍では断捨離をした、という方は多いみたいですが、我が家でもばんばん捨てました。

クローゼットも、だいぶスッカスカに。

ユカ

なんか気持ちもすっきりするね!

捨てたものリスト

  • 衣類
  • 家具
  • CD/DVD
  • 小物
  • 雑誌

さて、断捨離に成功した!とも言えますが、失敗した!と思うこともあります。

ユカ

断捨離ともったいない、の狭間で悩むこともたくさんありました

めえめ

おまえさん、もったいない精神全開の人間だからな

断捨離をしながら、自分のもったいない、という気持ち、

それから断捨離の意味や、自分にとっての断捨離ってなにがいいのか、というのもいろいろ考えるきっかけにもなりました。

たまに今を生きることが大切なのであって、過去の物は必要ない、ということを聞いたりもしますが、わたしは過去があったからこそ、今の自分があると思っています。

だから、過去をなかったことにはできないし、過去のものだからもう必要ない!とも思えないのです。

たとえ過去のものであったとしても大切なものは大切でいいよね、それがわたしの考えでもあります。

では、我が家の断捨離について書いてみます。

成功した!と思えたこと

収納がふえた!

これは、当然といえば当然ですが。

やっぱり処分していくと収納が増えました。

こんなに広かったんだ!と改めて収納スペースを見て思いました。

しかも奥で眠っていたものや、懐かしいものが発掘されていくんですよね。

それも、使うもの、必要なもの、残しておくもの、とわけて、必要のないものは処分したのでかなりスッキリです。

置いてあるものがひとめで分かるようになったのでよかったです。

特にブラックフォーマルに合わせる小物なんかは、普段必要ないけれど、突然必要になったりもするので、置き場所を確認しておくのは大切です。

衣替え時期の入れ替えが必要なくなった

洋服をばんばん捨てたので、衣替えの必要がなくなりました。

以前は、冬服、夏服の入れ替えをしていたのですが、今は冬服スペース、夏服スペースとわけるだけで大丈夫なくらい減らしました。

掃除や片付けがしやすくなった

ものが減ったので、掃除がしやすくなりました。

物が多いとどうしても後回しにしたり、見なかったことにしてしまうことも多かったのですが、そういったことが減りました。

収納スペースに余裕があると、片付けも楽ちんですね。

失敗だったなーと思ったこと

服を捨てすぎて着るものがなくなった

自分の服をほぼ捨ててしまい、着る服がほとんどなくなりました。

ときめく服がなくて、さすがに全部すてたら着る服ないじゃん!ということで3着だけ残したんですが、その3着を着まわす日々です。

新しい服は買っていません。

普段着る服3着、人と会う時や仕事に行くときに着る服3着。

計6着でなんとか過ごしています。

が、さすがに飽きてきた…。

ユカ

今日何着ようかな~、と悩むことはなくなったけど、たまには悩んでみたい…

空いた分だけ子どものものが増える

子どもたちの幼い頃のおもちゃなどは、許可が下りず捨てることができませんでした。

よって、収納場所にはもう使わないおもちゃが大半を占めています。

そして増える一方…

捨てないで!と言われているボックスの数々は、どうすればいいのでしょうね。

夫の実家では家を出てから数年後に全部処分されたらしいですけど…。

我が家でも、いつだったか大量に送られてきて、自分で処分してと言われ、しばらく置いてありましたが、この辺はだいぶ片づけました。

勝手に捨てたら怒られた

いろいろ勝手に捨てたら、怒られてまた同じものを買う羽目になった…ということもありました。

虫かごとかね。

捨てた意味がなかったし、結局出費がかさむという…

断捨離で考えたこと

なんでもかんでも捨てればいいというものではない、ということを学びました。

めえめ

当たり前じゃろう

ユカ

人それぞれ大切なものは違うからね

こんなんもう使わないでしょ、と思っていても家族にとっては思い入れのある大事なものだったりします。

わたしはあまり持ち物にはこだわりませんが、本だけは捨てることができず、本棚にはずらりと並んだまま。

あまり読書をしない家族にとっては、「読まないなら捨てれば?」と言うくらい邪魔みたいですが、わたしにとってはいつでも読み返したい大切な本ばかり。

家族で暮らしていく上で、人ぞれぞれの価値観や大切なもの、そういったものを尊重しながら断捨離はすすめていかないとダメですね。

もったいない、という気持ちをどうすればいいか

実は、わたしはものを捨てられない人間のひとりでした。

父方の祖父母は戦争を経験していて、ものがない時代を生きていたせいか、なんでもかんでも捨てることができず、ものをとても大切にする人たちでした。

もったいない!まだ使えるやろ!

が口癖だったので、わたしもものを簡単に捨てる、ということができなかったんですよね。

ものを大事にしましょう。

ものを捨ててスッキリしましょう。

これは矛盾しているのでは?と思うことも多々ありました。

そこで、わたしは、捨てるのがもったいないと思うものは購入しない、という方法を試してみたんですよね。

たとえば、1枚5000円のTシャツと1枚500円のTシャツだったら、迷わず1枚500円のTシャツを選びます。

ワンシーズン来たらもう捨ててもいい、と思って購入してだいたい3年くらい着ていますが。

そうすると、もったいない、という罪悪感は少なくなりました。

500円のTシャツだと、何回も着ていると、よれよれになるし、たまに破れたりもするし、洗濯しすぎて色も褪せてきて…さすがにこれだけ着ればもう捨ててもいいよね、という気持ちにはなります。

ただ、そうすると、かわいい!!これ着たい!と思う服を買えなくなってしまうんですよね。

そこで、1着か2着は値段を気にせず気に入った洋服を買う。これは一張羅的な存在にして、特別な時にだけ着る。

そういう風にするとけっこううまくいくようになってきました。

新しく購入するときは必ず1着処分して、1着購入する、と決めているので、ものが増えることもありません。

自分なりの断捨離方法を見つける

今を大事にしましょう。

過去のものを捨ててスッキリしましょう。

わたしは捨ててスッキリさせる、というのも大事だと思うのですが、

誰にでも大切にしたい思い出や忘れたくないものってありますよね。

わたしにもあります。

亡くなった祖母はわたしにとって母のような存在でしたから、祖母との思い出の品はどうしても捨てたくありません。

たとえば壊れたオルゴール。60年以上も前のもの。

わたしの母が使っていたものを、わたしも使っていました。

それをだいぶ前に祖母が送ってきてくれたんです。

そういった思い出のものを見ていると、まるで、声が聞こえてくるような気がするからです。

自分が悩んだ時、辛い時、いつもその思い出から力をもらいます。

決してときめくものでもないし、使い道があるわけでもない。それでもわたしにとってそれは大事なものです。

ときめかないから捨てていい物でもないです。

捨てられないものは捨てないほうがいい、わたしはそう思います。

捨てたらスッキリするより、絶対後悔するので。

そして捨ててもいい、と思える時がくれば、捨てればいいと思います。

断捨離をしていて思ったのは、捨てやすいものから捨てる、というのが一番いい方法なんですよね。

サイズの合わない服、色あせて破れもあるようなバッグ、欠けた食器。

思い出のものはゆっくり自分の気持ちを向き合いながら片付けていくのが、わたしに合ったやり方だと感じました。

その場の勢いや気持ちで決めない方がいいです。

ひとそれぞれ、感じるもの、大切にしたいもの、価値観など、違って当たり前なので、この方法が正解!というのは違うと思うんですよね。

この人有名だから、この人の言うとおりにしよう!と思ってやってみて、よかったと思うことももちろんあります。

が、後悔することもあったりします。

なので、いろんな人の意見は参考程度にして、自分なりの断捨離方法を見つけていくのが一番納得がいくし、自分でも満足できるんじゃないかなーと感じたのでした。

ABOUT ME
ユカ
派遣OL歴2年、保育士歴15年です。時間があればまったり寺社巡りしています。おおざっぱで適当すぎと言われながらも…人生の後半を豊かに生きるため、地味なプチ起業をのんびり実行中。旅行や読書が好きな40代パート主婦