ライフスタイル

年齢は関係ない、40代だからこそ新しいことに挑戦する

Life Style

40代から新しいことをはじめてみたい!という人はけっこういるのではないでしょうか?

  • もう若くもないし、今さら始めるのは無駄かな?
  • 学校にもう一回通ってみたいけど若い子にまじって学ぶのってどうなんだろう?
  • 『学び直し』、はよく聞くけど、新しい挑戦はできるかな

そんな風に考えて一歩を踏み出せない人に、わたしが二十歳くらいの頃に出会った人たちのことを紹介しつつ、いくつになっても新しい挑戦はできる、ということを書いてみようと思います。

いくつになっても、新しいことに挑戦する人たち

ユカ

その昔、アメリカの大学に通っていたことがあってね。そのときに出会った人たちがとっても素敵な人たちだったんだよ

めえめ

ほうほう。一体どんな人たちかの?

40代からダンサーを目指す男の人

まず一人目は、40代になってからアメリカの大学に留学、そこからダンサーを目指して頑張っていた方です。

その方は20代は普通に就職、30代で絶望的なことを経験し、もう人生は終わりだ、と一度は思ったそうです。

だったら最後に貯金を使い果たし、若い頃はお金がなくてできなかったアメリカ留学をしよう、とアメリカへきました。

アメリカの大学では大人の人でも普通に大学へ通っていたり、若い子にまじって学んでいます。

そこで人生観が大きく変わり、子どもの頃から夢だったダンサーを目指すことにしたのだそうです。

めえめ

新しい目標ができたわけじゃな

ユカ

そう。わたしも留学中はいろいろ悩んだり、落ち込んだりしていたから、その人の話を聞いて、頑張ろうって思ったんだよ

その方の印象的な言葉があって、

すべてのことに意味はあるから。君が今悩んだり、落ち込んだりしていることも絶対に意味のあることなんだよ。

と言ってくれました。

70代のおばあちゃんが音楽を学ぶ

二人目は、わたしが選択授業で、得意な音楽の授業をとった時に、いつも話しかけてくれたおばあちゃんです。

ユカ

実は、最初の頃、ほとんど聞き取れなかったんだよね。アメリカでも若い子の言葉遣いと年配の方の話し方は違うみたいで

めえめ

理解できないのに、とりあえずニコニコしておいたと?

ユカ

一応、聞き取れた単語で推測してたよ。でもゆっくり話してくれるからだんだんわかるようにはなってきて。そしたら、わたしが遠い日本から勉強しにきてることをとっても心配してくれていたってことがわかったんだよね

その方は、若い頃、音楽を学びたかったけれど、親に反対されて学ぶことができなかったそうです。

そして結婚、仕事や子育てに追われて、そして旦那様を看取ったあと、たったひとりになったときに、自分のやりたかったことをやろう、と大学で学ぶことを決めたそうです。

最初はひとりになって心細かったこともあるし、若い子と一緒に学べるかどうか、という不安もあったそうですが、わたしが出会ったときにはとてもきらきら輝いていて、素敵なおばあちゃんでした。

若さのパワーをもらえて毎日楽しい、と言っていました。

ユカ

素敵なおばあちゃんすぎて、わたしもあんな風になりたいなーって思ったなぁ

余命宣告をされてから新しい言語を学ぶ

最後は、余命宣告をされてから、スペイン語を学び始めたこれまたおばあちゃんです。

60代くらいの方でした。

今の60代の方をおばあちゃんとは呼ばないかもしれないのですが、当時20代のわたしにとってはおばあちゃんの年齢だったので、おばあちゃん、とここでは書きます。

選択授業でスペイン語を選択していたのですが、いつも隣に座ってきては話しかけてくれるおばあちゃんがいました。

とっても元気で、わたしが日本から来た、というと、日本の話を聞きたがって、いろんなことを聞いてきてくれました。

これからスペイン語を学んで、できればほかの言語も学んでみたい、いろんな国へ行ってみたい、と話をしていました。

ユカ

すごいなー!!この方の学ぶ姿勢は本当に尊敬していました

いつも授業が始まるだいぶ前にやってきて、日本で5分前行動を叩き込まれたわたしと一緒におしゃべりしていたそのおばあちゃんですが、

あるとき、授業が始まる時間がきても現れず、きょろきょろしていたわたしのそばに、先生がきて教えてくれました。

実はあの方、病気で余命宣告されているの。今日は検査で来られないみたい。

正直、え、と信じられない気持ちでいっぱいでした。

いつも明るくて、「いつか日本にも行きたいわ」、と話をしてくれていたおばあちゃん。

もう、その日の授業は全く頭に入らない状況でした。

それでも、次の授業では、いつもどおりわたしの隣に座って、いつもどおり話しかけてくれました。

なので、わたしもいつもどおりそのおばあちゃんとお話をしました。

留学で学べたのは英語だけでなく、人生観

日本人は海外に行くと若く見られる、と言いますが、わたしは15,6歳くらいに見えていたようで、年上の方たちにはとてつもなく親切にしてもらいました。

ユカ

そのおかげで、幅広い年齢の人たちと話ができて、いろんな人生を知ることができたのはわたしにとっては宝物だよ

めえめ

新しいことにチャレンジしている人はいつでも何歳でも輝いている、ということじゃな

ユカ

ほんと、そのとおり!

わたしは今、40代という人生の折り返しを迎えようとしている時間を生きています。

あの若かった日に、すべてのことに意味があるんだよ、と教えてくれたあの方と同じ年代になりました。

そうか、この年代で新しい挑戦をしていたんだなー、と思うと感慨深く、わたしもまだまだ新しいことにチャレンジできる年齢なんだ!と思うわけです。

これから人生の後半戦を歩んでいくことになりますが、

わたしが出会ったおばあちゃんたちみたいに素敵なおばあちゃんになるために、これからもチャレンジ精神は忘れないようにしたいです。

新しいことに挑戦してみたいけど、何から始めればいい?

という人もいると思います。

ユカ

そうだよね。子どものころやってみたかったことや、興味のあること、家事や子育てで中断していたことがある人は、取り組みやすいけど、なにしていいかわからないっていう人はどうすればいいんだろう

めえめ

とりあえずなんでもいいからやってみてもいいんじゃないかのぉ

ユカ

なんか違う、と思ったらやめればいいしね

めえめ

おまえさんの祖父母も旅行にはまってたでないか

旅行にはまる人は多い

わたしが海外に行っていたことで、海外に興味をもっていた祖父母を誘って東南アジアへ旅行にでかけたことがありました。

海外初体験の祖父母に長時間フライトはきついかな、と思い、

わたしが旅行してすごく感動したタイを中心に東南アジアをめぐりました。

それから、旅行なんてほとんど出かけたことのなかった祖父母が、「せっかくパスポートも取ったことだし」、とアジア中心に自分たちでツアーを申し込んだり、

国内旅行も安いシーズンにばんばん出かけていくようになりました。

ツアーで仲良くなった同世代の人たちとまた別のツアーを申し込む、ということもあったようです。

戦中、戦後の激動の時代を生き抜き、子育てや孫育てに奮闘した祖父母にとっては、初めてと言っても過言ではない、娯楽の時間だったのではないでしょうか。

コロナ禍では旅行は難しくても

おうちでできることもたくさんあります。

わたしは2年くらい前からスクラッチアートにはまっていたりします。

自律神経を整える、といううたい文句にまんまとのせられたわけではないです。

もともと塗り絵が好きで、大人の塗り絵をやっていたのですが、

塗り絵売り場に突如現れた、この美しいスクラッチアートいう存在に目を奪われ、購入してしまったのがはじまりです。

専用の削りペンがついているので、線を削ったり、黒い部分を削ったり、と自分で自由に削って楽しめます。

キャラクターやプリンセス、はたまた美しい景色や曼荼羅模様など、様々な種類があるので、こういった作業が好きな人は、次々やりたくなってしまうと思います。

小さなことでもまずは一歩!

ユカ

こんなのたいしたことじゃないけど…と思うようなことでも、やってみることに意味があるんだよね

めえめ

そうそう、まずは第一歩じゃ

「あれをやってみたい」「こういうことやってみたかった」「ちょっとやってみようかな」そう思った方の少しでもきっかけとなればうれしいです。

ABOUT ME
ユカ
派遣OL歴2年、保育士歴15年です。時間があればまったり寺社巡りしています。おおざっぱで適当すぎと言われながらも…人生の後半を豊かに生きるため、地味なプチ起業をのんびり実行中。旅行や読書が好きな40代パート主婦